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2010年3月12日 (金)

【さよなら】 能登・北陸・キハ52・新聞輸送列車 【ありがとう】

 とうとう3/12が来てしまった。今まで走っているのが当たり前のように感じていた列車・車両が無くなってしまう。

 NHKでは朝のニュース、夜9時のニュースで今回のダイヤ改正で消えてしまう列車や車両について、特集を組んで放送していた。夜9時のニュースにいたってはトップニュース扱いだった。日米間の外交上の密約や国会審議など、本来のトップニュースを差し置いて。テレビ朝日の報道ステーションは金沢駅から発車する能登・北陸を生中継で伝えていた。

 鉄道が好きな人なら大ニュースだが、世間一般でもこれだけ大きく伝えられるのは何故だろう。いずれの列車も希少だからだろうか。何かとお騒がせな「撮り鉄」が集結する物珍しさからだろうか。もちろん、それだけではないだろう。

 どの列車も戦後の昭和を駆け抜けてきた列車であり、車両である。夢や希望があり、がんばれば報われる、まじめに働けばまっとうな生活ができる、そんな時代に日々の生活で、時には人生の節目にお世話になった列車や車両たち。古き良き時代の象徴、そんな彼らが無くなってしまう現実が、先行きの見えない不安な現代人は、なにか大事なものを失ってしまう気持ちになるからだろうか。

 古いものが消えれば、新しいものが生まれる。無くなる物へのさみしさはあっても、昔ならそれを進歩という前向きな気持ちでいられたのが、現在の世代を問わない不安な時代では、無くなってしまったらそれで「おしまい」という悲観的な心理が働き、昭和を知らない若い世代までもが、せめて最後ぐらいはしっかり目に焼き付けておこう、記憶のどこかにのこしておこうという行動に人々を走らせるのだろうか。

 私にはこの程度の考察しかできないが、2つのニュースを見て感じたことは、今回の件といい、銀河や富士・はやぶさが廃止になった時といい、単に「鉄道の大ニュース」だけで捉えた扱いではないような気がしてならなかった。(どなたか頭のいい人ににうまい理由を発見してもらいたいような気もする)

 硬い話はこれぐらいにして、能登・北陸はそれぞれの終着駅を目指して、最後の力走をしている時だ。どうか無地に目的地に到着してほしいと願うばかりだ。

 ありがとう、そして、おつかれさまでした。

追記

 金沢駅での中継ではマナーを守り、譲り合って撮影する撮り鉄の様子が伝えられていました。最近は何かと反社会性が目立つ報道が多かったので、ホッとしました。

 

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